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換算N値で判断!!
スウェーデン式サウンディング試験法の地盤調査の報告書で「換算N値」と言うのが出てきます。これが解ると、直感的にどの程度地盤が強いのかが理解出来ます。
簡単に
「換算N値」=「杭をハンマーでガンガンとたたくと何回で沈むか」
のように理解するといいようです。
土質の違いで判断は違うようですが、粘性土の場合
(読み方)
換算N値 |
地盤の強さ |
5以上 |
十分強い |
3以上5以下 |
やや弱い(注意が必要) |
3以下 |
軟弱地盤 |
のように判断するとよさそうです。
さらに
砂質地盤の場合 =弱いのでNに0.8をかけて判断
関東ローム層 =Nに3をかけて判断
地盤調査報告書では換算N値が深さごとに書いてあるのでどの地層が強いか弱いかわかります。さらに、土質を考慮して、結局どのくらいの重さにその土地が耐えられるかということで、総合レポートとして、許容地耐力というのを整理してくれています。
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